カメラ初心者が、EOS RPを買ってみたので、スマホオンリーで撮影していた人間が操作してみての所感、および備忘録で購入したものを記載しておきます。
そもそもなぜ購入したのか
普段のカメラは、スマホのOPPO Reno5 AやGoogle Pixel 7 Proであり、正直画質などは満足しておりました。
ただ、望遠と星空、動物などがどうしてもスマホでは弱い。また、人生で一度くらいは良いカメラ?で撮影してみたいと思い、センサーサイズがフルサイズのを探した結果、小型軽量で初心者向けのEOS RPを購入する流れとなりました。
購入前のカメラに関する知識
私がどのくらい初心者かというと、以下のような用語は、今回購入するにあたり初めて調べた用語の数々です(ーー;)
- 丸形フィルター、角型フィルター
- PL、CPL、サーキュラーPL
- 35mm、35mm換算、クロップ
- ND、ハーフND、GND
- ケラレ、圧縮
- RF、EF
- エクステンダー
- RAW、C-RAW、現像
- センサーサイズ
- フレア、ゴースト
- ホワイトバランス、絞り、F値、露出、シャッタースピード、ISO
- レンズフード
- 星景、バルブ、レリーズ
- 構図、グリッド、画素
- AF、MF、親指フォーカス、ピーキング、5倍/10倍でのフォーカス、被写界深度
などなど。
新規用語が多すぎて頭がパニクりました(;´Д`)
初めてフルサイズのミラーレスを操作してみての所感
スマホと比べて
スマホと比較するのはナンセンスかもしれませんが、今までスマホで満足していた人間が、ミラーレスを利用した場合、
正直。。。
とにかく重い(フルサイズのミラーレスの中では軽量らしいですが)、ボタンが多い、レンズ交換や操作が面倒、バッテリーの減りが早い、出費が半端ない、頻繁に掃除が必要。。。www
スマホでさっと出して、パシャっと撮影し、AI機能や夜景モードで綺麗に画像が生成され、さっと片づける。というあのスマートさを知っている人間からすると、なんでこんなカメラ持ち歩くんだ? と最初は思っておりました。
が、何度か外で撮影していると、明らかにスマホより凄かったのは、望遠、星景、通常撮影した画像を4Kディスプレイで見比べた際の画質の良さ(画質が良い、綺麗の定義も人によっては違うと思いますので、これまた難しい)。つまり、当初の目的である、スマホカメラで弱かった望遠、星空を見事に解決してくれました。また、親指フォーカス(この後サンプルで撮影した月を載せますが、手持ちでも親指AFのおかげで簡単に撮影できました)、クロップ(単焦点をAPS-Cサイズで撮影してくれるため焦点距離が長くなる)、ピーキング(マニュアルフォーカスで、ピントが合っている部分を色で教えてくれる)の存在を始めて知り、とても重宝しております。なお、フルサイズのため、ボケも素晴らしいようですが、スマホでデジタル処理的なボケ、撮影したものをあとから画像編集で背景だけぼかすで満足していたような人間のため、その点ではあまり感動がありませんでした(この辺がカメラを何もわかっていない初心者なのか)。
逆に言うと、望遠や星景、動きの速い動物なども撮影せず、スマホ画面でしか写真を閲覧しないようであれば、私の場合は「スマホ」だけで、十分かな。という感覚です。
スマホで撮影したサンプルはこちらで公開しております。
調べれば調べるほど、今のスマホカメラ性能がいかに凄いかもわかりました。どんなに高いカメラを購入しても、スキルを身に着けないと、スマホカメラの方がおそらく簡単に綺麗な写真が撮影できます。そのためカメラに関して勉強する気がない人も、スマホカメラの方が良いと感じました。
スマホからの操作
スマートホン(Andoroid)では、無償で利用できる「Canon Camera Connect」というアプリがあり、バルブ撮影、リモートシャッター、フォーカス、画像転送などでき便利でした。
パソコンでの画像編集
Windows10 64bit版に対応している、「Digital Photo Professional 4.x.x for Windows」というアプリが無償で利用可能(カメラ本体のシリアル番号が必要なので実質無償ではないかな。。。)で、RAW画像の編集が可能です。
インストール直後の画面は、以下の通り。
初見でも、少しの編集であれば直感で操作できる感じでした。
人生で初めて現像した画像はこちらとなります。
購入したものいろいろ
本体、レンズ関連
- EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット
キャッシュバックキャンペーン中だったため、標準レンズセットを購入しました。
- RF50mm F1.8 STM
当初は不要だったが、せっかく購入したカメラを気軽に持ち歩くには、このレンズが必須となり購入(軽さ重視)。
- RF100-400mm F5.6-8 IS USM
望遠用に購入。特に動物系、野鳥などで大活躍中ですが、乗り物や圧縮も楽しみたい。
- RF16mm F2.8 STM
広角用、星景用に購入。
- EXTENDER RF2x
望遠、圧縮を楽しむのに2x エクステンダー。キャノンオンラインショップで10%引き、かつ品不足で納期4か月待ちでしたが、1週間後に納品されました(ーー;)。標準レンズにも使えれば楽しみ方が増えるな、と思っておりましたが、残念ながら対応しておりませんでした。なお、製品選定での決め手がこれでした。手持ちで800mm使えるのは凄いらしいです。
超初心者が手持ちで撮影してみましたが、素人目には十分綺麗? のような。。。
三脚使えばもっと綺麗に撮影できるのかな(・_・?)
※WBオート、太陽光
以下は、400mmの手持ち、F9 SS1/500 ISO500
以下は三脚利用、ISO100 F13 SS30 347mm
保護関連
- ボディケース
ボディをグリップするゴムの感触が微妙に違和感があり購入。
- カメラケース
望遠レンズ装着状態では収納できないが、標準レンズで気軽に持ち歩けるように購入。
- 保護レンズ
望遠レンズ側で利用。保護フィルタ不要論もありますが、まだ使い慣れていないためお守り代わりに。慣れてきたら外すかもです。
- 保護レンズ
標準レンズ側で利用。
メンテナンス系やらその他
- PLフィルタ
ミラーレスならCPLではなく、PLで大丈夫という口コミを見たため、この安いやつを購入。素人の意見ですが、PLでも反射除去できていそうでした。
- NDフィルタ
とりあえず持っておけ的な記載が多かったのでND8を購入。滝の撮影とかで、幻想的な水の流れの撮影などシャッタースピード遅くすればいいだけでは? と、ど素人の私は考えておりましたが、露出オーバで真っ白、白トビなどの解説で納得できました。効果、利用シチュエーション以外に、利用しないとどうなるのか理由まで解説しているのは少ないような。
- プロソフトンクリアフィルタ
星景用に購入。標準レンズ向けで広角向けのフィルタはまだ購入できておらず。
とにかくバッテリーの減りが早いので、純正ではありませんが購入。普通に使えております。EOSRPは本体を使いながらUSB給電できないのが痛いところです。純正よりもちが良いため基本はこちらを利用しております。
光をクロス状にして撮影ができるとのことで、面白そうなので購入。
- レンズフード
標準レンズ用に購入。純正でなくても十分な気がします。フレア/ゴースト対策との解説がありましたが、スマホの時はむしろゴースト入っている方がカッコいいと思っている人間です。私にはレンズ本体の保護目的の方が大きいです(^^;
- レンズフード
望遠レンズ用に購入。これも、純正でなくて十分な気がします。
- ディスプレイの保護シート
保護シートは、とりあえず安いの買いました。
ハクバ 液晶保護フィルム (キヤノン Canon EOS RP 専用) BKDGF-CAERP
- 三脚
本気で写真撮影するなら、三脚は必須らしいので購入。
- 角型フィルタ
日の出、日の入りの撮影であると便利らしいので購入。
- 角型フィルタ
上のものと同じ理由で購入。
- ストラップ
純正のストラップは肩に食い込む、何か安っぽいので、クッション性が良かったこちらを購入。
- 首の負荷を軽減させるフック
とにかく重くて、首に負担をかけたくないと思っていたら、良いもの見つけたので購入。ハイキングレベルで使用しましたが、必須アイテムとなりました。
- ショルダーホルスター
登山の時だけ利用するのに購入。けど、一度試して使いましたが、私のカメラではバランスが悪く、上記のフックを多用することになりそうです。もう少し小さい、小型なカメラであれば、断然こちらを利用します。
- ブロア
掃除用に購入。スプレー式のダスト ブロアーでもよい気がするが、持ち歩くにはこちらが良いと思い購入。
- レンズペン&ブラシ
同様にお掃除用に購入。
- メモリ
最低でもSDXCと思い、こちらを購入。アダプタ必須です。
カメラを勉強するのに利用しているチャンネル
ケイゴの写真大学
今までスマホメインでカメラを利用していた人間は、ミラーレス? 一眼レフ? スマホと比較して何が違うの? メリデリは? カメラ用語多すぎてパニックになります! となるため、こちらのサイトで勉強せていただきました。超初心者向けですが、最初から順番に動画を見て行けば、間違いなくカメラに詳しくなります。また、全ての動画を見ているうちにカメラが好きになりました(これ、かなり凄いことだと思います)。仮に私がミラーレスカメラを手放すことになったとしても、動画で得た知見は、スマホカメラにもかなり応用できると考えております。
Wataru Nishida 西田航
私が利用しているCanon EOSカメラの解説が多く、カメラ愛をとても感じ見ていて楽しいです。ただし、ガチ感も凄いです。