以前、軽量でコンパクトなミラーレスカメラを利用しておりましたが撮影はいつもオートで、まったく勉強せず。昼間のマクロ、標準、広角、超広角は既にスマホのAI機能、夜景/HDR機能のおかげで綺麗に撮影できているため、レンズをたくさん持ち歩くミラーレスは不要と考え手放しました。
4Kディスプレイで見比べたり、編集、プリントなどする場合ミラーレスの方が良いですが、基本はスマホレベルの画面でパッと見が多いため、私の場合スマホで十分となりました。
ただし、スマホカメラで欠点なのが望遠関連と星空となりますが、星空は妥協し、望遠のデジカメを数日にわたり調査、比較した結果、CANON PowerShot SX70 HSを購入することにしました。
比較した製品、ポイントは以下の通り。実際に家電へ赴き、全製品操作してみました。
P950 | B600 | SX70 HS | DC-FZ85 | DSC-WX800 | SX740 HS | |
F値 | 2.8~6.5 | 3.3~6.5 | 3.4~6.5 | 2.8~5.9 | 3.5~6.4 | 3.3~6.9 |
光学ズーム | 83倍 | 60倍 | 65倍 | 60倍 | 28倍 | 40倍 |
ファインダー | 〇 | 〇 | 〇 | |||
重さ | 約1kg | 約500g | 約600g | 約600g | 約200g | 約300g |
焦点距離(mm) | 24~2000 | 24~1440 | 21~1365 | 20~1200 | 24~720 | 24~960 |
RAW | 〇 | 〇 | 〇 | |||
撮影素子 | 1/2.3 CMOS 裏面照射型 | 1/2.3 CMOS 裏面照射型 | 1/2.3 CMOS 裏面照射型 | 1/2.3 MOS | 1/2.3 CMOS 裏面照射型 | 1/2.3 CMOS 裏面照射型 |
スマホアプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
それでは、どのような理由からPowerShot SX70 HSを選定したか記載していきます。
COOLPIX P950
1000gオーバでとにかく重かったです。野鳥撮影では咄嗟に手持ち撮影を行いたいですが、数分持っていたら疲れて疲れて。。。そのため却下しました。
COOLPIX B600
液晶画面が動かない、かつファインダーもありません。また、P950、SX70に比べると手振れ補正が弱いようです。そのため、手持ち撮影には向かないと判断し却下しました。ただし価格は手を出しやすいので、却下した理由を許容できる方には選択肢の一つになるかと思います。
LUMIX DC-FZ85
B600同様液晶画面は動きませんが、ファインダーはありました。ただし実機を操作した感じ、ダイヤルの操作性などが自分には使い辛い(今まで、SONY、CANONのカメラを利用しておりました)、超望遠を利用した際のフォーカスが個人的には暗くて遅いような気がしました。
補足となりますが、本製品はリリースされてから結構な日数が経過しているため、中古もたくさん出回っているが、シャッター回数やバッテリーが気になるため、中古の購入は慎重になった方が良いかと思います。
サイバーショット DSC-WX800、PowerShot SX740 HS
重量では圧倒的に優位性がありましたが、ファインダーがない、他の機器に比べるとズームが弱い、数mの範囲での野鳥撮影が限度かな、と気がしました。数十m離れると暗くて、手ブレも辛かったため選択肢から外れました。気軽に持ち歩き、望遠を楽しみたい方には手を出しやすいかと思いますが、マクロ、標準、広角などは既にスマホの方が上な気がするため、スマホカメラが弱い方は汎用性もある本製品等を選択するのも良いかもしれません。
PowerShot SX70 HS
結果、消去法で本製品となりました。
どんなに口コミやスペック(製品仕様)を見比べても、やはり実機を操作するのが一番良いと思います(*´ω`*)
※後日追記
暗いところでの望遠の画質がどうしてもよろしくないため、フルサイズのミラーレスを買うことになりました。詳細は以下のブログを参照。