クロスバイクを購入して少し乗っていて気付いたのだが、前輪ブレーキの片側だけ、ブレーキシューとリムとの隙間がなく、いつも擦れているような音がしていた。そのため、プラスドライバー1本で調整してみた。また、本調整を実施したことにより、前ブレーキをかけた際、気になる音が出ていたのだが、それも解消された。
Vブレーキの調整
目視確認
写真の通り、前輪の右側だけがいつも擦れていることに気づいた。
反対側を確認すると、1mm程度の隙間がある。
マニュアルの確認
SHIMANOのマニュアルを参照すると、片側の隙間を1mmになるよう設定するとのこと。
スプリング調整ボルトで調整
プラスドライバーを準備し、ネジ山を削らないよう、慎重に時計回りで締めます。
この際90度回す → ブレーキ確認 → 90度回す → ブレーキ確認と、少しずつ隙間が1mmになるよう調整してください。広げすぎた場合は、反時計回りで緩めることができ、隙間が狭くなります。
私は、1mmの段ボール紙を挟み、調整しておりました。
調整中に想定外の動き
隙間を広げていくと、ブレーキを握った際、左右のブレーキシューが同じタイミングでリムを挟み込まず、片側ずつ稼働して挟み込むような動きをすることがあります。その際は、徐々に隙間を狭めていき(反時計回りで緩める)、同じタイミングでブレーキシューが動くよう微調整してください。