クロスバイクを購入し90km~100km走ったころから、フロントギア(前側のギア)が1からアウト側(大きい歯車側)の2,3に切り替わらくなった。これは壊れたか? と思い、お店にもっていこうと思ったが、少し調べると新品の自転車や、ギアのワイヤー交換を行うと、必ず「初期伸び」という事象が発生すると知った。なお、クロスバイク以外のロードバイクなどでも発生する事象とのこと。
初期伸びとは
私は自転車の知識がほぼないため、ネットで調べても専門用語が多く、理解に若干時間を要した。そのため、可能な限り分かりやすい画像と言葉で解説しようと思う。
冒頭に記載した通り、自転車は100km前後走ると必ず「初期伸び」が発生するようです(私の場合サイクルメータを付けており、約93km走っていたことを確認)。通常、購入店で教えていただけるらしいが、私が購入したお店では、残念ながら教えていただけなかった。
本事象はワイヤーがシフトチェンジなどでストレス、テンション(負荷)がかかり、若干伸びてしまう事象らしい。これにより、以下のようなトラブルが発生する。
といった様々なトラブルが発生する。
フロント(前側)ギアのワイヤ調整
初期伸びが原因でのワイヤー調整はとても簡単だったが、自己責任での作業となる。そのため、少しでも不安がある方は、購入店で調整してもらうようにしてください。
それでは、調整ヵ所となるが、フロントギア(前側の歯車)の場合、私の自転車ではハンドル左側の赤枠部分で調整可能である。車種により調整ヵ所が違うようですので気を付けてください。
ここを、反時計回りさせるとワイヤーが締まり、時計回りさせるとワイヤーが緩みます。
今回は、初期伸びということで、反時計回りをさせてワイヤーを締めます。
作業するうえで、必ず自分が何回回したのか覚えておくようにしてください。最悪は症状が悪化することもあり戻せなくなります。もし、症状が悪化した場合は、回した分、逆に回転させることで作業前の状態に戻せます。
私の場合となりますが、1回ずつ(詳細は写真の通り、1回あたり数mm動かします)回し → ギアチェンジしてみる → 1回動かしてみる → ギアチェンジしてみる。
と繰り返した結果、6回動かしたら、見違えるようにシフトチェンジが良くなりました。
リア(後ろ側)ギアの調整
フロントギア同様、リアギア(後ろ側のギア)も同様の事象が発生することがあるようです。その場合は、下図の部分で調整が可能のようです。
自転車を購入して数週間ですが、サイクリングレベルの走りしかしてないが、ギアが変わらない以外に、ブレーキシューとタイヤの隙間がおかしい、前ブレーキで必ずうるさい音が出るなど、他のトラブルも出ているため少しずつ対応していきたい。
※もしかすると、購入したお店の初期メンテが悪かったのではないかと、思い始めております(^^;