発売から年月が経ってきた初代Nintendo Switch。最近こんな症状に悩まされていませんか?
- 「ブーン」「カラカラ」といった今までにない異音がする
- 本体が異常に熱くなる(熱暴走)
- 「本体が高温になりすぎたためスリープします」というエラーが表示される
これらの症状、ほぼ間違いなく冷却ファンの故障が原因です。
「もう買い替えるしかないのか…」「メーカー修理は高そう…」
そう諦めるのはまだ早いです!
実はこのファン交換、必要な道具さえ揃えれば、意外なほど簡単に自力で修理できるんです!
この記事では、私が実際にSwitchのファンを交換して完全復活させた経験をもとに、誰でも真似できるように写真付きで解説します。
“免責事項”
この記事で紹介した方法は、メーカーの保証対象外となる可能性があります。作業を行う際は、すべて自己責任でお願いいたします。
この記事を読めば分かること
- ファン故障を放置するリスク
- 修理に必要な道具(特にドライバーが重要!)
- ネジをなくさないコツから交換完了までの全手順
- 修理にかかった費用と時間
まずは症状の確認!ファン故障を放置すると危険?
異音や高温を放置したままゲームを続けると、熱で本体内部の精密なパーツ(CPUなど)にダメージが蓄積し、最悪の場合、完全に起動しなくなる恐れがあります。
「まだ動くから大丈夫」と油断せず、早めの対処が肝心です。
【最重要】Switchファン交換に必要な道具リスト
- 交換用ファン
いくつか調べましたが、ドライバーやグリスなどがセットでしたので、こちらを購入しました。
Amazonなどで「Switch 交換ファン」と検索すれば、1,000円〜2,000円程度で購入できます。
実際に届いた製品の中身一式となります。

【実践】Switchファン交換の手順を写真でざっくり解説!
道具が揃ったら、いよいよ作業開始です!手順通りに進めれば大丈夫。落ち着いていきましょう。
作業を始める前の超重要事項です。
必ずSwitch本体の電源を完全にOFFにする(スリープではなく「電源オプション」→「電源OFF」)
Joy-ConとSDカード、ゲームカードは事前に抜いておく。
ネジは非常に小さいので、なくさないように管理する。
裏蓋のネジを外す
まずは本体裏側のカバーを外します。 数か所のネジ外し、カバーを取り外します。

シールドプレートを外す
裏蓋を開けると、銀色のシールドプレートが現れますので、これを固定しているネジを全て外すとファンが確認できます。

【最重要】ファンを交換する
シールドプレートを外すと基盤が見えます。ショートを防ぐため、作業の前に必ずバッテリーのコネクタを外します。
ヒートシンクを外す
ファンの上にかぶさっている銅色のパーツ(ヒートシンク)を外します。3本のプラスネジで固定されています。
古いファンを取り外す

ようやくファン本体です。 ファンは2本のプラスネジで固定されています。これを外し、ピンセットなどを使ってファンの電源コネクタを慎重に基盤から抜きます。
新しいファンを取り付ける
新しいファンを元の位置に取り付けます。ここからは、今までの逆の手順で組み立てていくだけです!
動作確認
全て組み立て終わったら、電源を入れて動作を確認します。 ゲームを起動して、本体が熱くなりすぎていないか、そして何よりあの忌々しい異音が消えているかを確認しましょう!
静かだ…!音が全くしない!本体も熱くない!完璧に直ったー!
修理にかかった費用と時間まとめ
今回、僕がファン交換にかかった費用と時間は以下の通りです。
メーカー修理だと1週間以上かかり、費用も5,000円~10,000円以上かかる場合もあることを考えると、自分で修理するメリットは非常に大きいですね。
まとめ:Switchのファン交換は、焦らずやれば難しくない!
今回は、Nintendo Switchの冷却ファンを自力で交換する方法を解説しました。
「分解」と聞くと難しそうに感じますが、手順通りに落ち着いて作業すれば、思った以上に簡単に完了します。
異音や熱暴走に悩んでいる方は、この記事を参考に、ぜひご自身のSwitchを復活させてあげてください。静かで快適なゲームライフがあなたを待っていますよ!
“免責事項”
この記事で紹介した方法は、メーカーの保証対象外となる可能性があります。作業を行う際は、すべて自己責任でお願いいたします。