Postfixのrelayhost、transport、fallbackの優先順位、設定に関して

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中継メールサーバをPostfix(SMTP/MTA)で準備すると必ず確認するのが、relayhost、transport関連の設定。どうせなら自分でメモを書いた方が早いと思い記載しておきます。

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transport_mapsの設定

デフォルトパラメータなし
# postconf | grep transport_maps
transport_maps =

main.cf編集 末尾に追記
# vi /etc/postfix/main.cf
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport

パラメータ見えているか確認
# postconf | grep transport_maps
transport_maps = /etc/postfix/transport

transportの編集 example.comのメールを192.168.0.1へsmtpで配送する場合
# vi /etc/postfix/transport
example.com      smtp:192.168.0.1

db作成
# postmap /etc/postfix/transport

transport.dbが作成されるていることを確認
# ll
-rw-r--r--  1 root root 12696  1月 29 07:55 transport
-rw-r--r--  1 root root 12288  1月 29 07:55 transport.db

サービス再起動
# systemctl restart postfix.service  ← RHEL7以降の手順

transport_mapsやrelayhostの優先順位

以下のように3つのパラメータが設定されている場合、優先順位は
transport_masps → relayhost → smtp_fallback_relayの順となり、MX配送せず全て静的配送となる
※relayhost、fallbackの設定がなければ、trasnport_maps → MX配送の順となる

# vi /etc/postfix/main.cf
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport
relayhost = 192.168.0.2
smtp_fallback_relay = 192.168.0.3

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